Windows7からウィンドウズ10にバージョンアップしたら、データが消失!復旧できますか?

ウィンドウズをバージョンアップしたところトラブル発生

最近、毎日、モニター画面の右下にWindows10へのアップグレードの準備が出来ましたと表示され続けたので、特にウィンドウズ7でも問題なかったのですが、Windows7からウィンドウズ10にバージョンアップしたところ、その後にデスクトップにあった全データが消失してしまっていたことに気が付きました。

そのため別の場所にあったバックアップ用のデータを元のデスクトップに移して保存しました。その日はワードやエクセルなどは使えていました。仕事を終えたので、そのままデスクトップに保存し、帰宅。次の日、パソコンに電源を入れてOSを起動させたところ、ウィンドウズ10にバージョンアップ直後と同じく、デスクトップに保存してあった全てのファイルが消えていました。

フォルダも全部なくなっていました。バックアップ用のデータはデスクトップにコピーではなく移動貼り付けをしましたので既にありません。このような状況でもデータ復旧可能でしょうか?

 

ウィンドウズ7や8を使用している、マイクロソフトからのお知らせとして、パソコンの右下などにポンプアップ画面でメッセージが表示されるケースが良くあります。

Windowsのアップグレード版へのおすすめ広告なんですが、「Windows10へのアップグレードの準備が出来ました」の他にも下記のようなメッセージが表示されるケースがあります。どれも、ウィンドウズ10に無料でバージョンアップ出来ますのでどうですか?という意味なんですが、実はこの作業が結構トラブルの原因いなってしまうことが良くあります。

  1. Windows10にアップグレードしませんか?
  2. Windows10へのアップグレードをご検討ください
  3. Windows10の無料アップグレードが利用可能になりました
  4. Windows10への無償アップグレードが利用可能になりました

通常、ハードディスクに何の問題もなければ特に気にすることもないのですが、使用から3年以上経過しているハードディスクや特定箇所だけ使用頻度が高いケースなどでは、パソコンに内蔵されているHDDが経年劣化し損傷しているケースがあります。これは、ウィンドウズが正常に起動していても発生します。いわゆるBADセクターというトラブルです。

このBADセクターがOSなどの起動箇所で起これば、WINDOWSは起動できません。ですが、ウィンドウズはいつも通り正常に起動し、データの読み書きだけが最近ちょっと遅いかな?
随分、時間がかかることが増えてきたなと感じたら、もしかしたらBADセクターが発生している可能性があります。

特にデータを保存しているPCのHDD内にあるプラッター記録面に損傷や劣化がある場合、他の場所に保存してあるデータは正常でも、損傷個所にあるデータだけが読み書きが出来なくなります。

今回、お客様のお話から推測すると、お客様が必要なデータはプラッターの記録面の劣化や損傷がある箇所に保存されていた可能性があります。

過去、問題なくデータの保存やアクセスが出来たデータであっても、スキャンディスクなどのウィンドウズ側の自動修復機能でアクセスができなくなる例が多くあります。

通常は手動で行わない限り、自動実行されるケースはあまりないのですが、ウィンドウズの初期化やリカバリー、OSのアップグレードを実行した場合、自動でスキャンディスクが実行されます。

また、このスキャンディスク(チェックディスク)トラブルは日頃、頻繁に使うフォルダ箇所で起こりやすい特徴があります。普段、特定箇所にアクセスすることが多く、データの読み込みや上書き保存などをするセクターやクラスター箇所が劣化しやすいためです。

そのため、他のエリアにあるデータは問題なくても、この常日頃、使う箇所にあったデータファイルやフォルダのみがウィンドウズ側の自動検出機能により、該当HDDの箇所のみアクセスできないように指定され、
結果、壊されてしまうケースがあります。

現時点では推測に過ぎませんが、ウィンドウズ10にアップグレードした際に、このスキャンディスクが自動実行され、デスクトップ保存箇所が読み書きできないエリアに指定された可能性があります。

スキャンディスク(チェックディスク)実行時に、「不良セクタをスキャンし、回復する」と書かれていますが、不良セクタが復活するわけではありません。不良セクタを含んだクラスタは不良クラスタとして、ファイルシステム上使わないようにするだけです。

あくまで推測の域を出ませんが、直接的なトラブルの原因はスキャンディスク(チェックディスク)で、元の原因はプラッター記録面の劣化または損傷と思われます。

尚、チェックディスクを実行した結果、いくつかのファイルが消失し、代わりにルートフォルダや “found.xxx” というフォルダに “filexxxxx.chk” という名前のファイルができています。これは破損したファイルや所在 (所属フォルダ) が不明になったファイルをチェックディスクが回復したものです。

これら”found.xxx” というフォルダに “filexxxxx.chk” という名前のファイルが多数あった場合には、お客様がOSのアップグレードを行う前にあった既存データの多くは.chk化されていると推測しています。

その場合、おそらくこれら破損したファイルなどが、デスクトップ上にお客様が保存したデータの痕跡と推測されます。元のフォルダ名やファイル名、拡張子などデータとして必要な情報がすべて消失した状態です。

但し、これら破損データがお客様が復旧希望されているデータかどうかは断定できません。

実際には、調査してみなければハッキリと断定することが難しいため、一度、試しに弊社までご依頼品ハードディスクまたはパソコン本体をご郵送いただければと思います。

上記の記載内容をまとめますと次のようになります。

  1. 直接的な原因はスキャンディスク(チェックディスク)と推測
  2. OSのアップグレードを実行した場合、スキャンディスク(チェックディスク)が自動実行されたと推測
  3. 本当の原因はハードディスク内部のデータ保存パーツ、プラッター記録面の劣化・損傷と推測
  4. プラッター記録面の劣化・損傷はデータの更新頻度が高い箇所で起こりやすい特徴がある
  5. お客様が復旧希望されているデータは”filexxxxx.chk” 化されて認識が困難になっている可能性がある

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