モニター故障・電源ユニット故障、マザーボードの故障、電池の寿命がまず考えられます。モニターも消耗品ですので時間の経過とともに壊れやすくなります。電源ON時に電源ランプがつかないで、音もしない場合には電源ユニットまたはマザーボードの電池の寿命が考えられます。
予想外にあるモニター故障
BIOS画面が立ち上がらない原因で一番多いのはモニター不良ですので、デスクトップPCの場合、まずはモニターを正常のものと交換してどうか確認。モニター不良であれば、データ復旧する必要もなく、モニターの電源とケーブルをパソコン本体に繋ぐだけで正常に戻ります。
但し、ノートパソコンの場合、モニター交換が難しいので、モニターの外部出力を使い、正常なモニターに繋いで確認をする必要があります。
BIOS画面が立ち上がらない原因
モニター
ビデオカード
電源ユニット
マザーボード
マザーボードの電池
ハードディスク
予想外にあるのが、ビデオカードの故障や電源ユニットの故障です。原因特定が難しく、余程、自作パソコンなどを作っていて、予備パーツが豊富でないと作業自体が出来ません。
予想外に多い、電池の寿命
運よく、ハードディスクが長寿命であっても、必ず劣化するのが、マザーボードの電池です。これは、ノートパソコンやデスクトップパソコンの種類を問わず、基盤であるマザーボードのBIOSを動かすために通電し劣化します。寿命の目安は5年から7年程度で7年以上経過すると消耗します。
パソコンの電源を入れるたびに、BIOSの警告メッセージが表示されるようになり、このようなBIOSのトラブルは、ハードディスクは勿論、OSであるウィンドウズのシステムにも影響が出やすい特徴があります。
このような不安定なBIOSを使用していると、ハードディスクにバッドセクターが多発するようになったり、自動でチェックディスクが走ってしまい、WINDOWS側で自動でデータを破壊してしまう危険な兆候なため注意が必要です。
BIOSが起動しない場合、その他の原因も考えられますが、まずはモニター・モニター出力るビデオカード、電源・基盤(マザーボード)・電池の順に故障を疑い、HDD(ハードディスク)を取り外して別のパソコンからHDD(ハードディスク)を認識できるかどうか試してみましょう。他のパソコンにつなぎハードディスクを認識すれば、とりあえずは一安心です。まずはデータのバックアップ作業を優先してから障害原因を確認しましょう。
この記事へのコメントはありません。