2001年10月25日から発売されたWindows XP(ウィンドウズ エックスピー)のサポートが終了しました。消費税前の駆け込み需要と、このサポートが終了が重ねってパソコン市場は4月までに大量の注文発注と売り上げアップに。
でも、ここで問題が発生。Windows 8(ウィンドウズ エイト)の評判があまり良くなかったことが原因です。このWindows 8(ウィンドウズ エイト)は評判の良かったWindows 7(ウィンドウズ セブン)の機能を引き継ぎながらタッチパネル方式での操作も可能になるマイクロソフトの最新OSです。
Windows8が不人気な理由
そもそもWindows 8(ウィンドウズ エイト)は、マイクロソフトがタブレット用のオペレーティングシステム (OS) として開発してきた経緯があります。2013年10月18日より、Windows 8.1 の販売が開始されました。
ところが、思ったよりもモニターがタッチパネルに対応していないメーカーが続出しました。
もちろん、Windows 8(ウィンドウズ エイト)自体は新しいタッチパネル方式のパソコンでも、従来と同様に、マウス、キーボード、Windows デスクトップを使うことができます。また、Windows 7(ウィンドウズ セブン)同様にUSB接続すれば、どのメーカーのプリンターも基本的には利用可能です。
Windows 7 で動作していたプログラムは、OSを入れ替えてWindows 8.1 でも動作可能な訳です。
他にも起動時間はシリーズ催促を誇ったWindows 7 よりも高速といった具合です。
XPやVISTAからOSの乗り換えユーザーの悪夢
ですが問題なのは、Windows XP(ウィンドウズ エックスピー)からの乗り換えユーザーにとっては、VISTA、7といった2世代分のOSを超えてWindows 8(ウィンドウズ エイト)にするという使用感の極端な変更についていけない人が続出中です。
どのOSでも、そのような傾向はあるのですが、Windows 8(ウィンドウズ エイト)はVISTA、7ユーザーであっても戸惑うことでしょう。XPユーザーなら尚更です・・・。
まずもってデスクトップの表示から違いますし、どのボタンを押せば良いのかもWindows XP(ウィンドウズ エックスピー)からの乗り換えユーザーにとっては、分かりづらい可能性があります。
また極端に言えば、Windows XPは、マイクロソフトによるサポートが4月9日をもって終了しても機械的に壊れたわけではないパソコンなので、スグに使えなくなるわけではありません。
問題なのは、ウィンドウズアップデートといった修正プログラムが提供されないため、これまで以上にウィルスの感染リスクやネット閲覧によるセキュリティリスクにさらされてしまう危険性が高くなります。
但し、一方で、これまで同様に新OSは発売されてから1年くらいは機能が安定しません。ここら辺は海外の価値基準なのか、80%程度の完成度で発売されてしまうのです。あとは販売してから順次改定していけば良いといったスタンスです。
完璧主義的な日本の販売では考えられませんが、パソコンだけに限らず、クルマや携帯電話でも、海外では大体完成度が80%程度なら、市場に販売し、あとの修正は個別なケースで対応といったザックリ感があります。
良く言えば、おおらか、悪く言えばいい加減といった表現が当てはまるかもしれません。
OSは最新版が基本
OSはウィンドウズに限らず最新版が基本ですが、2014年までにパソコンを買い替えるならWindows 7(ウィンドウズ セブン)。2015年以降にパソコンを買い替えるならWindows 8(ウィンドウズ エイト)や10といった期間別に考えた方が安全かもしれません。
さすがに店頭販売では、Windows 8(ウィンドウズ エイト)がほとんどかもしれませんが、在庫が残っていればWindows 7(ウィンドウズ セブン)もまだあります。インターネット販売を手掛けているパソコンショップなら、OSを選択できるものもあります。
但し、いつ買い替えるかどうかも問題ですが、データのバックアップは今のうちから、定期的に行っていないと、パソコンは新しいものになったけど、大切なデータは消えてしまったということになりかねません。
特に発売から13年を経過しているXPは尚更です。比較的新しいXPでも、販売から7年は過ぎている計算です。パソコンの寿命は5年程度。内蔵のハードディスクの寿命は3、4年程度と云われいますからいつ壊れても不思議ではありません。
壊れてから右往左往するのではなく、今スグにバックアップしておくことをおススメします。
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