希望するフォルダのみの復旧は可能ですか
論理障害の場合には、フォルダ名などの情報が消失していなければ復旧するフォルダ指定をすることが出来ます。
但し、弊社データ復旧サービスではファイルのみの復旧はできません。数ファイルの場合、対応可能なケースがありますが、基本的にはフォルダ単位となりますのでご了承ください。数十、数百のファイルをご指定いただいた場合、担当する人間の作業が増えてしまい格安でのデータ復旧サービスをご提供することが難しくなるためですのでご了承ください。またディレクトリ構造(フォルダ階層・ファイル階層)が正常に残っている場合にのみご指定可能です。
ですが、例えば『弥生会計』のデータファイルを復旧したい場合などは『yayoi』などのデータフォルダ毎復旧いたします。
尚、フォルダの階層ディレクトリ構造が消失している場合、ファイルがもつ拡張子にて復旧となります。
(例)写真ファイルの場合、「.JPG」拡張子をもつ全ファイルのファイル復旧となります。
フォルダ単位での復旧を希望される場合
フォルダ単位での復旧を希望される場合には、下記をご参照ください。
ディレクトリ構造が正常な場合、フォルダのご指定はドライブ直下の2階層目のフォルダまで可能となります。さらに複数のフォルダをご指定いただく場合、具体的には2個以上のフォルダが格納されている上部のフォルダが復旧対象となります。
複数のフォルダを復旧対象とした場合に、弊社作業工程が長時間になり格安料金でのサービスご提供が難しくなるためです。また数十個のフォルダをご選択いただいた場合に、データの復元間違いのトラブルを防ぐためでもあります。
そのため、希望されるフォルダが複数に渡る場合には、その上部フォルダが復元対象となります。お客様が指定されたフォルダが同じディレクトリにある場合には、弊社で自動的に上部フォルダを復旧対象とさせていただき容量計算およびお見積をさせて頂きますのでご了承ください。
例えば、下記のよな構造でフォルダがあると仮定します。
D\DATA\PICTURES\FAMILY1
D\DATA\PICTURES\FAMILY2
フォルダ名『FAMILY1』および『FAMILY2』のデータフォルダを復旧希望されている場合、復旧対象フォルダは『PICTURES』となります。
重度障害・物理障害の場合
物理障害の場合、フォルダ名などの消失の有無に関わらず、作業の性質上、ご指定いただくことは出来ませんのでご了承ください。尚、物理障害、重度障害の場合には復旧可能なデータすべてを抽出する全復旧となります。
例えば、ノートPCやデスクトップPC、USB外付けHDDに内臓されているハードディスクは、機械的に故障した場合、中の機械を正常なパーツと交換し、ドナーディスクと呼ばれるデータ抽出用のディスクを作成します。人間に例えれば、移植手術のような作業になります。
この場合、ドナーディスク作成後は抽出可能な全データを自動復旧となるため、フォルダをご指定いただくことは出来ませんのでご了承ください。
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